2008年 06月 23日
ミネストローネと干し鱈の煮込み
今年もインペリア、オネーリア地区で開催されるお祭り「Ineja(イネーヤ)」に
行ってきました。
このお祭りはオネーリアの聖人、聖ジョヴァンニの日に合わせて5日間ほど
催されます。
お祭り期間中は、港のそばの大駐車場が即席で作られた野外レストランと化し、
リグーリア料理を堪能することができます。
このほかにも、曜日ごとにさまざまな催しがあります。中心街での宗教行列、
港で打ち上げられる花火、見本市など。
今日は海岸通りの道路が通行止めになり、見本市となっていたので、午後は
炎天下の中、見物をして、そのあと友人数人と一緒に野外レストランで食事を
してきました。
が、今夜は8時45分からサッカーの欧州選手権イタリアVSスペイン戦がある日。
みんなそちらのほうが大切と見えて、いつもは日曜ならテーブルが満席に
なっているはずなのに、今日は空席がいっぱい。
そんな私達のグループも、7時キッカリ集合、いそいそと食べて8時すぎには
解散しました。(笑)
会場での食事メニューはお決まりのイカリングフライや干し鱈の煮込み、
ソーセージのグリルなどの他に、曜日ごとに特別メニューが加わります。
昨日は、モリーニ・ディ・トリオーラ村名物のカタツムリの煮込みでしたが、
今日はアプリカーレ村名物のミネストローネ。
めちゃめちゃ暑い日だったので、ミネストローネは不人気のようでしたが、
私はどうしても食べたかったのでこれを選びました。
ちなみにパパが選んだのは、干し鱈の煮込み。これも曜日によっては巨大鍋で
煮込んだオネーリア風の味付けのものがあるのですが、残念ながら今日の
メニューではありませんでした。
長女と次女はイカリングフライとフライドポテト+私のミネストローネを一緒に
食べてもらう予定だったけど、子供達はいつものごとく子供同士での遊びに
夢中でほとんど食べず、結局家に帰ってから食べなおし。(苦笑)
写真の手前が、私が選んだアプリカーレ村のミネストローネ。奥のパンと一緒に
写っているのは干し鱈の煮込み。
こうやって見ると、ミネストローネはただのスープにしか見えませんね。
白い部分は粉のパルミジャーノチーズで、緑の部分はもちろんペストです!
一緒に混ぜ込んで食べましたが、本当にこれを選んで大正解。中に入っている
野菜やお豆は決して乾燥モノや冷凍モノではない新鮮なものを使っているのが
すぐにわかりましたよ。スープの中にはスパゲッティをちぎったものが入って
いました。最高に美味しかった♪
一方、パパが選んだ、特別メニューでないほうの干し鱈の煮込みは、
ストッカフィッソと呼ばれる干し鱈とジャガイモが入っているリグーリアの典型的な
煮込み料理。こちらはちょっとピリ辛でなかなか美味しかったです。
他の曜日のお料理も気になるけど、屋台のわりには結構なお値段なので、
毎日食べにいくわけにいかないのよね。でも今年選んだミネストローネは
大当たりだったから満足。また来年を楽しみにしようと思います。
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