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ラグー(Ragù)

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日本でおふくろの味といったら味噌汁や肉じゃがというイメージがありますが、
イタリアでマンマの味といえば、ミネストローネかコレでしょう!
ラグー。いわゆるミートソースのことです。

私が作るラグーは毎回中に入れる材料が決まっているわけでもないのですが、
パパいわく、いつも私の味になっているそう。
先日も「最近はマンマ(私の義母)のラグーよりも、ママたん(私)が作るラグーの
ほうが好き♪」なんて、嬉しいような、オソロシイような、爆弾発言をしてくれました。(||゚Д゚)
もちろん義母のラグーも美味しいとは言っておりますが、私のラグーよりも
ヘビーなんだそうです。(笑)

そんな私のラグーは、大体いつもこんな感じで作ります。

【ラグー】
◆レシピ◆
材料 (2人分)
牛挽肉 250g、トマト水煮缶 1缶、にんじん 1本、玉ねぎ 小1個、セロリ1本
赤ワイン 1カップ強、トマトペースト 大さじ2、ローリエ 1枚、乾燥オレガノ 少々
塩 少々、ナツメグ 少々、オリーブオイル 適量、砂糖 ひとつまみ

◆作り方◆
①にんじん、玉ねぎ、セロリは適当な大きさに切り、フードプロセッサーにかけて
 みじん切りにする。
②鍋にオリーブオイルを多めに入れ、①の野菜を入れ中火で炒め、全体に火が
 通ってきたら、蓋をして弱火で15分くらい煮る。
③②に挽肉とワインを入れて、野菜とよく混ぜ合わせ、強火にしてワインの
 アルコール分を飛ばしたら、弱火にして蓋をして15分~20分煮る。
④③にトマトを入れて、塩、ナツメグ、乾燥オレガノ、ローリエ、トマトペースト、
 砂糖を入れてよく混ぜ合わせ、弱火で約1時間半コトコトと煮詰める。
 時々かき混ぜて様子を見ること。水分が少なすぎたら途中で水を少量足しても
 OK。写真は出来上がる少し前の状態。お肉が柔らかくなって、ソースに
 とろみが少しあるくらいになったらできあがり♪

今回はこんな材料で作りましたが、トマトの季節には缶詰ではなく、生のトマトを
使うこともありますし、ワインは基本的にその時に家にあるものを使っているので、
赤だったり、白だったり。お肉が牛肉ではなくて、豚肉または生ソーセージの
ときは、牛乳を入れたりもします。


話はそれて、このお鍋はいつもラグーを作る時に愛用しているテラコッタの片手鍋。
コンロで使う時は、直火ではなく鍋の下に網を敷いて使います。熱が鍋全体に
均等に行き渡るし、火を止めたあとも余熱が長く残るので煮込み料理には最適。

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しかし、パパの実家ではこんな使い方をしているヒトもいますけど。(笑)


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by olivolivo | 2008-06-12 22:26 | レシピ(プリモ)