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パン・ディ・スパーニャ

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次女の誕生日が近づいています。
お誕生会の計画は、まだきちんと立てていないのですが、
とりあえずケーキだけは自分で焼いてみようと思い、
しばらくぶりにパン・ディ・スパーニャの練習中。

パン・ディ・スパーニャ。
イタリア語に直訳すると「スペインのパン」ですが、これはスポンジケーキのこと。
こんな名前がついちゃっていると、スペインから伝わったお菓子と
思いがち(私だけ?)ですが、実はこのスポンジ生地の前進となるお菓子を
生み出した人は、18世紀半ばのジェノヴァ人、ジョバッタ・カボーナという
シェフなのです。

では、なぜにスペイン?
それはスペイン駐在のジェノヴァ共和国大使の催したパーティで
カボーナ氏がこのお菓子を披露し、その美味さに皆が絶賛したのがはじまり。
大使がカボーナ氏にこの菓子作りという幸運な大役を命じなければ、
スポンジケーキの元祖となったそのお菓子は生まれなかった。
ということでスペインのこの宴に敬意を表し、パン・ディ・スパーニャと
名づけられたのだそうです。
ちなみにスポンジ生地には、ビスキュイ(別立て)、ジェノワーズ(共立て)と
ありますが、後者にはしっかりジェノヴァの名が残っていますよね。

現在食べられているパン・ディ・スパーニャは、元祖から改良されたものに
なっていると思いますが、それでもイタリアのリグーリア人から生まれたものだと
思うだけで、リグーリア在住民としては誇らしい気分になってしまいます。

パン・ディ・スパーニャはシンプルな材料ながらも、レシピを探すと山ほど
いろいろな作り方があります。
イタリアではやはりジェノワーズ(共立て)で作る人が多いような気もしますが、
私は久々に作ったので失敗を恐れて別立てで作ってみました。ジェノワーズでないところがミソ。(笑)

【パン・ディ・スパーニャ(スポンジ生地)】
◆レシピ◆
材料 (直径26センチの丸い型使用)
卵 6個、イタリアの小麦粉00番 75g、コーンスターチ(maizena)75g
グラニュー糖 150g、型用バター少々、小麦粉少々

◆作り方◆
①粉類はふるっておく。卵は卵黄と卵白に分ける。型にバターを塗り
 小麦粉をまぶしておく。
②ボウルに卵黄を入れてよくときほぐし、ふるったグラニュー糖100gを加えて
 白っぽくトロ~ンとなるまで混ぜる。
③別のボウルで卵白をかき混ぜる。泡が立ち始めたら残りのグラニュー糖を
 数回に分けて、角がピンと立つくらいまで泡立てる。
④手早く②に③を加えてヘラで切るように混ぜ合わせ、粉類を加えてさらに
 切るようにサクっと混ぜ合わせる。
⑤型に④を流しいれて、150℃に温めたオーブンで約40分。その間、
 絶対にオーブンの扉は開けないこと。40分経過したら加熱を止める。
 5分間ほど扉は開けずにオーブンの中でそのままにしておく。
⑥5分経過したらオーブンの扉を少しあけ、徐々に熱気をとったあと
 生地を取り出し、あら熱がとれたら型からはずしケーキクーラーの上で
 冷ましてできあがり。

このあと、生クリームとフルーツでデコレーションをしました。
生クリーム500mlではぜんぜん足りなくて、パパにケチるな!と言われたよー
かわいくない飾りになってしまったので写真は撮りませんでした。(苦笑)
でも今回はスポンジ生地の練習だからね・・・と開き直る。
しかし、直径26センチでも飾るとかなり大きなケーキになるんですよねぇ。
このあと家族4人で3日間かけて食べきりました。だから太る!(苦笑)
でも3日経っても生地がふわふわなの。結果は上出来だったかも。
当日は、これよりも大きい直径32センチで焼く予定。
実物サイズで練習したほうが良いのは承知ですが、作ったあとのことを
考えると躊躇してしまうのよね。
というわけで、大きいのは本番一発勝負でがんばりますっ!!失敗したらどーしよ・・・


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by olivolivo | 2010-08-25 23:39 | レシピ(ドルチェ)