2009年 12月 15日
蒸しケーキ
昨日はお菓子講習会の先生をしてきました。
といっても、生徒は幼稚園児。(爆)
今年の幼稚園の学期末フェスタ(パーティ)で
皆さんにふるまうお菓子をみんなで作りましょうというわけ。
でもただのお菓子じゃつまらないから、
日本のお菓子を作りましょう!という
オソロシイ企画を先週娘の担任のM先生から
伝えられました。
いやぁ、どんなお菓子にしようか悩みましたよ。
日本のお菓子といったら、和菓子が真っ先に
思い浮かぶけど、イタリアの子供達には
餡子は受け入れられなさそうだし、
団子や餅を食べ慣れない子供達が
万が一、喉にでも詰まらせ事故になっても困るし。
というわけで、材料が調達しやすく、簡単に作れて、
みんなに喜んで食べてもらえそうなお菓子となると
蒸しパンや蒸しケーキくらいしか思いつかない。
そんなわけで先週は蒸しケーキ作りに没頭してました。
蒸しパン自体は何度か作ったことはあるのですが、
実は、大きな型で作ったことがない私。
小さな型で個数をたくさん作って分けるという手もあるけれど、
パーティだから、できれば大きな型1つで焼いて、
切り分けるほうがいいだろう思い、
パウンドケーキの型で作ることに。
試作では、和を強調するために、貴重な抹茶を
少しだけ入れてみたりもしました。
香りがと~~っても良くて、シアワセ~な気分に
私はなれたけど(笑)、
やっぱり抹茶を食べなれない子供にとっては、
後味にちょっと苦味を感じるんでは・・・とも思いました。
M先生にも試食をしてもらったら「苦みは感じないけど」と
言ってもらえたけど、大人と子供の味覚って違いますしね。
あと緑色だと、見た目で食べるのを拒否する子とか
でてきそうだし・・・(笑)
ということで、独断でプレーンな蒸しケーキに決めました。
【蒸しケーキ】
◆レシピ◆
材料 (18cm×8cm×6cmのパウンドケーキ型使用)
薄力粉 200g、ブラウンシュガー 150g、卵2個
ベーキングパウダー 8g、牛乳 100ml、
オリーブオイル 50ml
※抹茶を入れる場合は、3g
作り方
①粉類はふるっておく。
②ボウルに卵を割りいれよく混ぜ、ブラウンシュガー、牛乳、
オリーブオイルも加えてよく混ぜ合わせる。
③薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせ、②に加えて、
ヘラで切るようにして軽く混ぜ合わせる。
④型にオーブンシートを敷いて、③の生地を流しいれる。
⑤水を入れた蒸し器を強火にかけ、蒸気があがってきたら
④を入れ、蓋の内側を布巾で覆って蓋をし、
強めの中火で約45分。中までしっかりと焼けたらできあがり。
材料は幼稚園で用意してくれたので
私は道具類を持参して、お菓子レッスン。
教室で作って、給食室で火にかけるという具合で
進行したので、やはりコンロに張り付いていなければならない
餡子ではなく、蒸しケーキにして正解でした。
お菓子作りは手早く作るのが鉄則ですが、
幼稚園児約20名と一緒では、それも難しい。
なにしろ、みんな卵をかき混ぜたいんですから。(爆)
そんなわけで、ボウルと泡だて器を一人ずつ
順番に回して全員が体験。
3、4、5歳児が相手では、小さい子なんかは
気が散る子もいるんではないかと思いきや
予想外にも、みんなしっかりと着席して、
いい子ちゃんだったのには感心。
怒られていた子もいたけどね。→次女とAちゃん(爆)
ちなみに材料の中のオリーブオイルも
先日5歳児の子供達がフラントイオで作ってきたという
手作りオリーブオイル。
全員で協力してできあがった蒸しケーキは
本日午後のパーティで親御さん達も一緒に
みんなでいただきます。
美味しいと言ってもらえたらいいけれど・・・
オマケ。
失敗作です。(汗)
抹茶入りで味はなかなか美味しかったけど、
ちょっとバサバサ気味だったので、
生クリームと一緒に食べました。
次女は完食、長女は拒否。(爆)
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