2014年 08月 31日
スペルンカ渓谷
コルシカ島自然派生活12日目。
アジャクシオで釣りの餌を仕入れたので、朝食を済ませたあと、みんなで海岸近くの釣り場へ行きました。
しかし、この日は晴れて暖かではあるものの、波が高い!
2時間ほど粘りましたが、釣れたのはセルラヌス3尾のみ。
お昼ごはんのおかずを当てにしていたのにねぇ・・・
さて、午後は何をしようか・・・・・・ここで家族の意見が分かれました。
パパは釣りをしたい。娘達はビーチで泳ぎたい。私は山を歩きたい。
4人とも大人だったら各自別行動ができるというものですが、子供達だけ海へ行っといで~と言うわけにはいきません。
でも、私はどうしても山へ行きたい!譲れません!!頑固
コルシカ島でのバカンスも残すはあと3日。トレッキング天国とも言われているコルシカの山なのに、まだ私達は山らしい山を歩いていないのです。このまま帰るなんて悲しすぎるー 大げさ
ビーチや釣りは何度も行っているし、おまけにこの日は海のコンディションも悪いのだし、どうしてそれでも海へ行きたがる?というのが私の言い分。
でも、無理強いはいけませんのでね、こう提案しました。
「私、一人で山へ行ってくるから、あなたたちは海へどうぞ」
この言葉にパパが負け、(私が遭難するとでも思ったらしい・・・(笑)山行きが決まり、気の乗らない娘達を引き連れて山へ出発したのでした。
地図を頼りに向かった先は、オタという小さな村をさらに上ったところに渓谷があるらしいのです。
あ、川が見えてきた!
もう少しで到着というところで、道路が通行止め。がけ崩れで道路が半分壊れていました。車を止めて、この橋を目指して歩きました。
歩いていると、たくさんの山羊に遭遇。
人懐っこくて、かわいい。娘達のご機嫌が一気に回復しました。
橋に到着。下を見ると、水着で日光浴や川遊びをしている人たちがたくさん!
これを見て水着を持ってこなかったことに後悔する娘達。長女は「明日もここへ来る!」と言い張りましたしね。さっき山へ来たくないって言った人、だ~れ?
さぁ、トレッキング開始。
ここからエヴィサ村方面を目指すコースがスペルンカ渓谷です。
引き続きカメラの調子が悪いので、肝心の見所ショットが撮れなかったのですが(涙)、運よく撮れたものだけアップします。
コルシカ島ならではのサラマンダーも生息しているとのことで、探してみましたが、お目にかかることはできませんでした。
森の中を歩いていると、なんとも例えられない独特な甘い香りがします。こんな匂いのする森は初めて。
香りについても説明書きがありましたが、まさに自然のアロマテラピーを体験した気分。
よく香水とかの「森の香り」って、ここからきているのかな?と思ったり。(笑)
ずんずん歩いていくと美しい太鼓橋がありました。写真に収められなかったのが残念。
イタリアにもありがちな橋だなーと思ったら、やはりジェノヴァ人が設計、建設したとのことでした。
橋の下にある岩。
ここからさらに進むとエヴィサ村へ行けるようですが、私達は折り返すことにしました。
橋へ戻ると、川で遊んでいる人がまだまだたくさん。
岩に上ってドボンと飛び込みしているのが楽しそうでした。
オタ村を下る途中で見える海の景色。
テントに戻り、夕食をとりました。
魚が3尾しかないので、サッと塩で焼いてから身をほぐし、トマトソースと合わせました。
細いパスタ、フェデリーニにからめて食べました。
夕食後、子供達は友達とお遊び。
キャンプ生活の後半は、イタリア人の3姉弟と、フランス人の双子のお兄ちゃん達が娘達の遊び相手となりました。門限22時。ちゃんと時間になると帰ってきましたよ。(笑)
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