2013年 12月 10日
ファッロのスープ
大好きなファッロ小麦を使ってスープを作りました。
ファッロはイタリアでよく食べられている古代小麦。
カムットのパンのところでご紹介したカムットは古代エジプトの小麦でしたが、こちらファッロは古代ローマ時代に盛んに食べられていた小麦です。
ファッロには大粒、中粒、小粒と3種類あり、イタリアで盛んに栽培され食べられているものは粒が中サイズのもの。
ちなみにファッロのことをスペルト小麦と呼ぶ人もいるようですが、スペルト小麦は大粒のもののことを指すので、イタリアで食べられているファッロとは少し違うようです。
茹でて食べると食感がモチモチ&プチプチしていて美味。うちでは主にスープに入れて食べることが多いですが、サラダにして食べても美味しいです。
さて、スープの材料は、ファッロ150g、いんげん豆250g、にんじん1本、セロリ1本、玉ねぎ 中1個、じゃがいも 1個、ふだん草(ほうれん草でもOK)少々、にんにく1片、セージの葉2枚、水1リットル、エキストラヴァージンオリーブオイル 適量、塩 小さじ2(お好みで調節してください)
作り方はにんじん、セロリ、玉ねぎ、ジャガイモは皮を剥いて小さく切ります。ふだん草も小さく切ります。鍋にオリーブオイルと皮を剥いて半分に切ったにんにくを入れて火にかけ香りがでてきたら取り出し、小さく切った野菜を入れて軽く炒めます。いんげん豆、軽く洗ったファッロ、セージ、塩、水を加えて煮ます。すべての具が柔らかくなったらできあがり。お皿に盛ったらエキストラヴァージンオイルをちょこっと垂らして召しあがれ。
いんげん豆は夏に鞘から取り出して冷凍しておいたボルロッティを使いました。
ブロードなどは使わず、セージと塩だけで優しい味付けにしてみました。
じゃがいも、もう少し小さく切ったほうが良かったな・・・(笑)
このスープ、娘達が生まれる前はよく作っていたけど、こういう野菜の具がバッチリ見えるスープは子供に人気がないため、最近はほとんど作ることもなかったのですが、昨日試しに娘達のお皿に入れてみたら、2人とも完食。ただし、長女は苦しみながら食べていた(笑)。次女はファッロの粒粒を非常に気に入ったらしく、おかわりしてくれました(嬉)。長女がもう少し野菜を克服してくれたら言うことないんだけどねぇ・・・
ランキングに参加中
応援していただけると嬉しいです。
どうもありがとう!