山の家

b0120269_18492976.jpg

さて、無人の小さな村は、一応アヴリーギという名がついているのですが、今では地図にも載っていないみたい。(笑)グーグルマップスにもなかった。

曾じいちゃんの家にたどり着きました。荒れ果てております。(笑)
b0120269_18512934.jpg

中に入ってみると、思わぬ住民が現れました。
コウモリ (驚!)
娘達がすごく怖がっていたけど、コウモリも同じ気持ちだっただろう。(笑)

こんなものを見つけました。
b0120269_1853463.jpg

テーブル、白いストーブ、テラコッタの片手鍋、お皿などもありました。
パパが従兄弟と一緒に食べたというジャムもあったよ。(笑)

1階は3部屋あり、入口を入って正面はダイニングキッチン。左側は栗を燻す部屋。右は寝室。
2階は、天井が半分くらい落ちているので上がることはできませんでした。

b0120269_18564442.jpg

電気もガスも通っていないけれど、山にはきれいな水があるので生活しようと思えばできるのです。
ちなみにトイレは野外で。(笑)

とにかくこの村は日当たりがよく、作物を育てるには絶好のロケーション。
でも冬場は寒いので、主に過ごすのは春から秋にかけてのようでした。
村人たちは、ここで家畜を飼い、作物を育てていました。
牛、羊、山羊、鶏、兎、いろんな動物がいたそうです。
実りの秋は、栗を拾って燻し、売ったりもしていたそうな。
ワイン用のぶどうも栽培していたので、収穫時は大忙し。
まったく手入れされていないのに、ぶどう棚にはたくさんぶどうが生っていました。
b0120269_18555893.jpg

まだ中学生だったパパと従兄弟の仕事は、収穫したぶどうを山の下の村へ運ぶこと。
ふと、ここで疑問。
リュックだけを背負って登るだけでも大変なのに、子供がどうやって運べるんだ?

答えは、ラバ でした。

収穫物はラバに背負わせ、ラバを操るのが上手な同い年の従兄弟Cとパパは何度も上り下りして運んだそうです。

そんな昔話を聞きながら、お昼ごはんを食べました。
b0120269_18571742.jpg

ご近所の家の軒先で、持ってきたピッツァとフォカッチャ、サラミとハム、デザートはバナナとチョコレート。
誰も来ないからどこに座って食べても良いのだ。(笑)

いちじくが生っていたけれど、まだ食べごろには少し早かった。残念。
b0120269_18575760.jpg

たくさんある葡萄も無花果も、誰にも食べられずじまいなんて・・・もったいない。

ローズヒップもたくさん。
b0120269_18592079.jpg

かわいいお花も咲いていました。写真右のピンク色の花はお豆の花。
b0120269_1982881.jpg

お昼のあとは、少々雲行きが怪しくなってきたので、下山することに。

降りるのも結構大変。でも、がんばってもらいますよ~
b0120269_1914044.jpg

途中で珍しい柄の蝶に出会い、写真をパチリ。
b0120269_192611.jpg

娘達はこんなものも見つけました。
b0120269_1922613.jpg

たぶん、ヘビの骨?
実は、大きな骨も見つけて、人骨か?とビビッた私ですが、パパが猪の骨だろ・・・というので、そう信じることにしました。写真撮れなかったよ。
ちなみにこの蛇の骨は持ち帰り、長女は学校で先生やお友達に見せびらかして、この山登りの話をしたそうです。
夏休みの良い思い出になりました。


後日談。
あの家、リフォームして住んでもいいかもね。
でも家までの道を整備しないことにはねぇ。
莫大な費用がかかるから宝くじ当たったらだね・・・ということになりました。(笑)



ランキングに参加中
応援していただけると嬉しいです。

人気ブログランキングへ

どうもありがとう!
[PR]
トラックバックURL : http://olivolivo.exblog.jp/tb/21348041
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by yk-voyant54 at 2013-10-25 21:03
すばらしい!!!!!
体の中心から何かが沸き上がってくるような、
ことばでは言い表せない感覚に包まれました。
こんなに素敵なロケーションで自然の恵みもたっぷりあって、
無人になってしまったのは、少々残念です。
かつてここで暮らしていた人々のおしゃべりや笑い声が聞こえて
くるかのようです。
パパは森の中に入ると物知りだったのは、こういう訳だったのね。
どうして訪ねよう!ということになったのですか?
毎年行って、少しずつ手入れして夏の家になったら、
どんなに素敵かしら!それまではテント暮らしよ(笑)
ここの朝を知りたい、日没も見たい。そういう気持ちになってしまいました。
下り坂の方が大変だったりするのよね。
とーっても素敵な体験は贈りものとしか思えないなぁ〜。ありがとう♪♪
Commented by jimiko13 at 2013-10-25 22:03
Yukakoさん こんばんは

セカンドハウス 想像していた感じでした。
ジャムが残っているなんて
その当時の様子がリアルに残っていますね。

私も無花果も葡萄も食べないなんて勿体ないって思いましたよ♪
Commented by un_voyage at 2013-10-25 22:49
いまやグーグルマップにも載っていない無人の村なのね...
家々を見ると、当時はいっぱいの人が住んでいて、賑わっていたのでしょうね
葡萄や無花果、ローズヒップなど取り放題でさぞ興奮したことでしょう♪
こんなふうに残っているなんて...時間が止まっているかのようですね
それにジャムまで見事に残ってる、笑

う~ん!楽しい山歩き!!宝くじ当ててセカンドハウスにぜひwww
Commented by paprica at 2013-10-25 23:11 x
素敵〜☆ 前回の記事と合わせて読んでいると、一緒にお山を登っている気分になりました!緑のにおいが届きそうです。
誰も手をかけていないのに、自然のものたちは実る時期にはちゃんと実を付けるのですね。一方、家は人が住まないと少しずつ朽ちていくものなんだな、と実感しました。
宝くじ、あててください!もし、いろんな理由で(政治的とか自然災害とか)で街が住めなくなっても、このお山の家は大丈夫そう〜!と思ってしまったので♪
Commented by olivolivo at 2013-10-26 04:55
☆ボヤントさん
地元の人の情報によると、5年くらいまでは住んでいる人が一人いたらしいです。活気があった時代はどんなだったのか想像しちゃいますよね。
山の家を訪ねようと思ったきっかけは、昨年この山の正面に見える山へキノコ狩りに行って、遠くからこの家を見てからです。ちょうど子供達も山歩きに慣れてきたことですしね。
ここで寝泊りできる日がいつか来るかしら・・・(笑)
もう少し簡単に山へたどり着ければ、リフォームも考えられるんですけどねぇ。山道は細くて危険な場所もあるので、これが難題です。モノを運ぶのも大変だし。やはりラバが必要ですね。(笑)
Commented by olivolivo at 2013-10-26 04:59
☆jimikoさん
こんばんはー
ご想像通りでした?(笑)
たぶん家の中にあったもののほとんどはネズミに食べられてしまったのでは・・・と想像しているのですが、ジャムの瓶だけは開かなかったみたい。(笑)
果物、本当にたくさんあったんですよ。もったいないですよねー
Commented by olivolivo at 2013-10-26 05:03
☆un_voyageさん
タイムマシンに乗って、当時の生活を見てみたいなぁなんて思いますよ。
電気ないから、みんなロウソクでの生活だったみたいよ。(笑)
もう少し時期が遅ければ、ぶどうも無花果も食べ放題だったんですけどねぇ。残念でした。
宝くじ、一時は買っていたときもあったけど、ぜんぜん当たらないんだよねぇ・・・(涙)
Commented by olivolivo at 2013-10-26 05:09
☆papricaさん
フルーツは昔も今も変わらず、毎年ちゃーんと成長していたみたいです。
家の中の家財道具はネズミにだいぶ食べられたみたい。寝具とかもあったみたいだし・・・
宝くじ当たりたい!(笑)
でも冗談でなく、いつか子孫達が(いれば)彼らが住める日が来るかも・・・なんて思ったりもします。
Commented by kei-kana38 at 2013-10-26 07:01
パパさん、おじいちゃまにとって、昔話を子供や孫たちにすることはとても幸せな時間だったあでしょうね。
宝くじが当たったら、是非セカンドハウスにしてくださいね~。
最後の骨にドキッとしましたよ~。
Commented by tegiyuki at 2013-10-26 20:48
olivolivoさん、今晩は^^

タイトルの自然派生活にピッタリ。
とてもお子様幸せね~なかなか体験できませんよ!
しかも自然の恵みが沢山!お子様にとってのお宝(骨)もw。

家の田舎の土地とは違うわ~。でも宝くじで。。。って考えは一緒^^

Commented by ジョニィー at 2013-10-27 17:01 x
こんにちは。山歩き、とても楽しそうですね。北海道の山は何処も自然が一杯なのですが、山親爺(ヒグマ)が山の番人として自然保護を務めていますので、とても危険です。8月に家族で北部の北見へ1泊の日程で行きましたが、帰りに大雪山国立公園内の国道を車で走っておりましたところ、前方200m位の道路端に黒いものが動くので、何だろうと言っているまに50m位近ずいたところ、「子熊だ!」と叫ぶと間もなく、林の方に逃げ込みました。これから雪が降る前に沢山食べて冬眠の準備をしているように思われました。そう言えば、札幌市内も、今頃は、猟銃を肩にした猟師の皆さんが毎日警戒に当たっております。南西部が山に接していますので、山に入る時には、鈴を身体につけて行かないと、小学校や幼稚園の登下校には、先生が付いて集団行動しています。
ここ辺りも山まで、直線で2000m位ですから、気をつけなければなりません。貴殿は、山行きの思い出に浸っている時に、こんなお話をして申し訳ありません。山葡萄やコクワやキノコが、ある事は遠目に見て分るのですが、今はイタリアの山をパソコンで見て楽しんでおります。
Commented by olivolivo at 2013-10-27 18:01
☆keiさん
パパもノンノも目を輝かせながら昔話を語ってましたよ。(笑)
骨はちょっとドキッとするよねぇ。うちの子、恐竜の骨とかもやたらと好きなので喜んでました。(汗)
Commented by olivolivo at 2013-10-27 18:07
☆ゆっこさん
こんにちは。
理科の実験が身近に体験できる環境は、私も恵まれてるなぁ~と思います。私が子供の頃はこんなことなかなかできませんでしたからねー
骨ね、本当に子供達にとってはお宝みたいでした。(笑)
宝くじ、いつもハズレるから最近買ってないんだけど、また買い始めようかしら・・・(笑)
Commented by olivolivo at 2013-10-28 19:50
☆ジョニィーさん
ヒグマと聞くと北海道だなぁと思います。
遠くの安全な場所から眺めるのは良いけれど、近くに現れたら危険ですね。どうか遭遇されないませんように。
Commented by aomeumi at 2013-10-29 19:50
ポルトガル・青目
時々お邪魔していました・・・なんて素敵なところでしょう・・・住みたいです・・・大変だろうけれど、夏休み用には、ぴったりですね。夢のようです。ちなみに日本の伊豆にある私たちの家も、グーグルにありません・・・。
Commented by olivolivo at 2013-10-29 20:30
☆青目さん
はじめまして。訪問&コメントありがとうございます!
この家、道の問題さえなんとかなれば、本気でリフォームを考えられるのですけどね・・・なかなか現実は難しいです。(涙)
青目さんのグーグルにないおうちも、きっと自然に囲まれた素敵なところでしょうね。
Commented by noeboo at 2013-10-31 11:51
いいですねー山あるき。
私も最近、美味しいお水を汲みに出かけるようになり、山っていいなーとつくづく思うようになりました。
曽おじいさんのお家、とてもステキに思えました~。周りにこんなに自然に果物もなって。(ローズヒップ、木になっているところ、はじめてみました。)確かに改修に費用も時間もかかりますけど。
ご主人はえらいですね~。ラバを使ってお手伝いをしていたのですね。
Commented by tawrajyennu at 2013-10-31 17:25
Yukakoさん、こんばんは!
ご無沙汰してました。
曽おじいちゃまの住んでらしたおうちに行かれたのですね。
石造りのおうち・・・なんて素敵なところなんでしょう。
パパさんが従兄弟さんと一緒に食べたジャムがそのまま残っていたなんて
パパさんにとっては感慨深かったことでしょうね。
頑張ってリフォームして夏の家にするのも良いかもしれないですね。
でも、行くのがちょっと大変かな?
私も今年、夫側の曽おじいちゃんのその又お父さんの家だったかな・・に
行ってきました。
そこは、ずっと従姉妹たちが手入れして使っているので
今でも人が住めるんですよ。
その辺りには何軒かの家があったそうですけど、今でも1軒だけ
まだ住んでいるそうです。
Commented by olivolivo at 2013-10-31 20:27
☆noebooさん
山のお水って本当においしいですよね。
日本のお水はマイルドだから美味しそう~
果物は写真には収められなかったけど、もっとたくさんあったのです。
本当に食べてあげられなくてもったいないです。
ラバって・・・笑えますよね。
Commented by olivolivo at 2013-10-31 20:35
☆タワラジェンヌさん
こちらこそ、ご無沙汰しております。
ジャムは本人も感動してました。でもなぜにジャムが・・・とも思いましたけど。(笑)
本当にネックは道なんです。これさえ整えば現実的に考えられるんですけどね。
タワラジェンヌさんのご主人の曾曾おじいさまのお家ですか!
きちんと手入れされて住まれているってすごいですね。
きっと風情があって素敵なおうちなんだろうなぁ・・・
by olivolivo | 2013-10-25 19:12 | リグーリア散策 | Trackback | Comments(20)