2012年 08月 23日
大麦のパン
今月中に終わるかな?と思いながら、旅行記をダラダラと綴っております。(汗汗)
本日は中休み。
先日ピエモンテの山へ行く途中、カゼ・ロッセというリグーリアの小さな村にある、これまた小さ~な個人商店に立ち寄り、アカシアの蜂蜜を買いました。お店のご主人によると、とれて瓶に詰めたばかりの蜂蜜とのこと。グッドタイミング♪ 嬉しくなって2瓶購入。
店内を見回して、ふと目に付いたのが
「Pane tradizionale d’orzo」(伝統的な大麦のパン)と書かれた文字。気になるー
早速、お店のご主人に聞いてみると、そのパンを見せてくれました。タワシみたいだ(笑)
おいしい食べ方も教えてもらいました。
このパンは硬く、そのままでは食べられないので、まず、食べる前に2~3分、水に浸して柔らかくします。そのあとはブルスケッタを食べる要領で、お好みでにんにくをすりつけ、オリーブオイルと塩をかけ、乾燥オレガノをふりかけて食べると美味しいとのこと。トマトを乗せてもよいそうです。
早速、家で試してみました。
しっかりと大麦の味がして、なかなかおいしい。しかし、歯ごたえがありすぎる!(笑)
私は5分以上水に浸けましたが、それでもまだ噛みごたえのある食感。何度もよく噛んで食べなくてはならないので、半分ほど食べただけで満腹感あり。がんばって1個食べたけど(笑)
オレガノだけでもおいしいけれど、トマトものっけてみたら、これもおいしかった。トマト盛りすぎ
お店のご主人によると、昔、このお店周辺では大麦が盛んに栽培されていたそうで、ご主人のお母様が今でも昔ながらの作り方で、このパンを作っているのだそうです。
このパン、湿気のないところで保存すれば、なんと1年はもつのですって。
西リグーリアにこんなパンがあるなんて、ぜんぜん知りませんでした。
よく調べてみると、リグーリアのカルパーズィオをいう村の名物にもこれと同じような大麦パンがありました。この村では、トマト、オリーブオイル、塩のほかに、バジリコ、アンチョビなども加わえて食べるようです。この食べ方もそのうち試してみようかなと思います。
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