2010年 07月 05日
かぼちゃの花の詰め物
またまたズッキーニネタです。
さすがに毎日4~5本とれると、冷蔵庫の中にたまってきて
ズッキーニばかり食べる日々が続いております。(笑)
さて、ズッキーニがカボチャの仲間だということは皆さんもご存知ですね。
うちのズッキーニ・トロンベッタも収穫せずに放っておくと、かぼちゃになります。
でも、それはシーズンが終わりに近づいた頃。
実がつくペースが落ちてきたら、最後に一つだけ残して大きく育て、
それがカボチャになります。
でも今はまだ収穫真っ盛り。
苗が元気なうちは、ズッキーニ収穫のためにガンガン働いてもらいます。
ズッキーニには蔓が伸びないタイプのものが多いと思うのですが、
このトロンベッタは蔓が伸びるタイプのズッキーニ。
うちでは畑の囲いの金網に這わせて栽培しています。
果実が小さなうちでも雌花が咲いた段階でどんどん摘みとってしまわないと、
蔓の先についたズッキーニまで養分がいきわたらなくなってしまうため
開きそうな雌花を見つけたら、急いで献立を考えねばなりません。(笑)
というわけで今日はリグーリアの典型的な料理をご紹介♪
主役はズッキーニではなく、お花です!
この日の収穫は、雌花4つ、雄花6つ。
かぼちゃの花の詰め物にすることに決定!
かぼちゃの花を使ったフリットや花の詰め物は、
イタリア料理ではメジャーな料理。
詰め物の具は、その地方によっても様々なので、
いろんな具で試してみるのもおもしろいです。
リグーリアのかぼちゃの花の詰め物は、具にじゃがいもが入るのが特徴。
今回はこのように↓作りました。
【かぼちゃの花の詰め物】
◆レシピ◆
材料 (4人分)
かぼちゃ又はズッキーニの花 8本、ズッキーニ 100g、じゃがいも 200g、
パルミジャーノチーズ(粉) 30g、卵 1個、ハム 25g(1枚分)、
EXヴァージン・オリーブオイル 適量、ミントの葉 適量、塩 少々
◆作り方◆
①かぼちゃの花はおしべ・めしべを取り除き軽く水洗いする。
(花びらはデリケートなので丁寧に扱う)ズッキーニは小さく切る。
じゃがいもは皮をむき小さく切る。ハムはみじん切り。
ミントの葉もみじん切り(小さじ0.5程度)。
②ズッキーニとじゃがいもを柔らかくなるまで塩茹でし、お湯をきって裏ごしする。
③ボウルに卵をときほぐし、裏ごした②、パルミジャーノチーズ、ハム、
ミントを入れてよく混ぜ合わせる。塩で味を調えたら具は完成。
④耐熱皿にオリーブオイルを塗る。
⑤かぼちゃの花に③の具を入れ(私は小さなスプーンで詰めました)
花びらの先端をつぼめて、耐熱皿に並べたら、EXヴァージン
オリーブオイルを回しかけて、180℃に温めたオーブンで約20分焼く。
入れるハーブはミントではなく、本来はイタリアンパセリとにんにくを
合わせてみじん切りにします。
私もいままでずっとイタリアンパセリで作っていたのですが
ある日、ミントを入れる人もいると聞いて、自分でも試してみたら、
これまたミントがいい仕事をしてくれるじゃぁありませんか!
それ以来、ミントも時々使うようになりました。
中に入れた具の野菜はじゃがいも、ズッキーニのほかに、
いんげんを入れても美味。お肉も義母はハムだけでなくモルタデッラや
生ソーセージなどもよく入れて作っています。
具のお肉類の割合を多くしたら、かぼちゃの花だけでなく、
じゃがいも、パプリカ、なす、ズッキーニ、玉ねぎなどの
野菜の詰め物としても応用可能。
夏にオーブンを使うところが、つらいところではありますが、
暑い思いをしても、できあがったものは本当に美味しいから、
暑さと格闘して作る価値はあるかも・・・です。
根性のある方はどうぞ。(笑)
<本日のコネタ>
毎日午後4時頃から海で子供達を遊ばせてます。
平日は母娘3人だけど、昨日は日曜だったのでパパも一緒。
父娘3人は沖のほうまで泳ぎにいってしまって、
なかなか戻ってきそうもなかったので、いつもだと子供達の見張りに
徹しなければならない私もこの日ばかりは砂浜で雑誌を
読みながらリラックス・・・しかし!
パキッ! という音とともに悲劇がはじまる。
水着(ビキニのトップス)の後ろの金具(プラスチック製)が、壊れた。(号泣)
10年前に買った水着。ちょっとキツイけど入るし・・・
と無理したのがいけなかった。
イタリアのビーチではビキニの紐をはずしたり、トップレスに
なって肌を焼くことは珍しくないので、私のような状況になっても
みっともない感覚はないのだけど、でもトップレスになるなんて
私にはどうしても、できない!!
結局、うつ伏せ状態で、じ~っとじっと動かずに、
パパと子供達が戻るのをひたすら待ち続けました。背中が焼けたよ・・・(苦笑)
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